こんにちは!体調はいかがですか?
クローン病(IBD)と付き合っていると、食べられるものが限られる分、「せめて食べる時は心から美味しいと感じたい」という気持ちが強くなりますよね。
今日お話しするのは日本の食卓の主役、「醤油」です。
実は、お醤油を「本物」に変えるだけで、お腹への安心感だけでなく、いつもの質素なお粥や温野菜が驚くほど贅沢な一皿に変わるんです。
「いつもの醤油」の裏側、見たことありますか?
スーパーに並ぶ安価な醤油の多くは、「混合醸造」や「速醸」と呼ばれる方法で短期間で作られています。
そこには、色や味を調整するためのアルコール、糖類、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素などの添加物が入っていることも少なくありません。
さらには、「脱脂加工大豆」という、油を絞った後のヘキサン(溶剤)処理された大豆が使われていることも。
お腹が敏感な私たちにとって、こうした化学的な処理や添加物は、知らず知らずのうちに刺激になっている場合があります。
だからこそ、私は「原材料がシンプルであること」を何より大切にしています。
私が選ぶ「本物の醤油」3つの基準
私がキッチンに置いているのは、以下の条件を満たした「生きた醤油」です。
- 原材料が「丸大豆・小麦・塩」だけ: 潔いほどシンプルなものを選びます。
- 天然醸造・長期熟成: 自然の温度変化の中で、1年〜2年かけてじっくり発酵させたもの。菌の力で分解されたタンパク質は、お腹にも優しく吸収されます。
- オーガニック(有機JAS): 毎日使うものだからこそ、大豆や小麦の栽培方法にもこだわりたい。自分への投資だと思って選んでいます。
醤油一滴で「素材」が主役になる楽しみ方

本物の醤油は、香りがワインのように芳醇で、味に深い「コク」があります。だから、少量でも満足感がすごいんです。
- 究極のお豆腐: 質の良いお豆腐に、醤油を一滴。大豆同士の旨味が重なり、これだけで立派なメイン料理になります。
- 白身魚の蒸し煮に: [以前ご紹介した天然塩]で下味をつけて蒸した魚に、仕上げの醤油。素材の甘みが引き立ちます。
- シンプルお粥のアクセント: お腹を休ませたい時のお粥。本物の醤油の香りが立つだけで、心がふんわり解けます。
「制限」の先にある、本当の豊かさ
「添加物が入っていないものを選ばなきゃ」と思うと大変ですが、「素材本来の美味しさを教えてくれる相棒を選ぶ」と考えると、お買い物がとても楽しくなります。
クローン病で脂質を制限していても、お醤油の「旨味」は私たちの味方です。
良い調味料は、私たちから「食べる楽しみ」を奪うのではなく、むしろ「本物の味を知るチャンス」をくれている気がします。
自分をいたわり、厳選した一滴を味わう。そんな時間が、お腹の穏やかさと心の平穏を作ってくれると信じています。
まとめ:あなたの体は、あなたが選んだものでできている

「さしすせそ」の基本である醤油。 これひとつ変えるだけで、明日からの「いただきます」の質が劇的に変わります。
もし今、お使いの醤油がなくなったら、次はぜひ裏ラベルを見て「丸大豆・小麦・塩」だけのものを選んでみてください。
その一口が、あなたの心と体を優しく満たしてくれるはずです。
※この記事は個人の体験と選択に基づくものです。クローン病の症状や食事の影響には個人差があります。新しい食材を取り入れる際は、必ず主治医の先生と相談し、ご自身の体調を優先してくださいね。


